2022.1.30現在
現存形式では最古で、南海では6200系にあたる系列だが、途中までは本家がオールステンレスなのに対し、こちらはセミステンレス。最終増備の3編成12両のみオールステンレス。
南海本線にも14両が移籍している。
MB-3072系モーターで、南海の標準的な音。
1990年から導入された、貫通扉無しの8両固定編成が特徴の車両。見た目も南海車両の類似品から脱却し、アルミ車に塗装している。
一時期、泉北線が6両運用だらけになった時は固定編成が災いして出番が少なかった。2022年現在は逆に8両編成がほとんどになったので出番も多い。
2015年からリニューアルが進行中。一次リニューアルはほとんど客室設備の改良。5507F、5509Fのみ行先・種別表示のLED化。2021年から二次リニューアルが始まり、5501Fだけ元々設備のなかったフリースペース(車椅子、ベビーカーなどのスペース)が設置された。
相当大きな音を発する日立GTOで、5501Fだけ登場時は違う音だったらしい。
一次リニューアルでは全車制御装置の変更はされなかったが、二次リニューアルから南海9000系とほぼ同一と思われるIGBT?インバーターに変更され始めた。南海9000系ほど音は筒抜けではないが、モーターが爆音のまま。
1996年から導入されたもので、初期車両の100系を置き換えるために26両製造された。
分割・併合に対応するが、通勤型にもかかわらず貫通扉と幌が収納型というえらく凝った装備を持つ系列である。
初期の日立3レベルIGBTで、非常に高い音を発する。南海には相当するものは無い。
インバーター音だけなら関西では最も静かな車両の1つで、空気バネ台車のシューという音が重なると聞こえなくなってしまう。
……だが肝心のモーターは5000系の爆音仕様を継承しているので、トータルで見ると静かとはいえない。そこがなんとも世紀末のIGBT車両である。
2007年から導入された7000系の増備車のような別系列。3000系の初期車を置き換えたが、財政難だったのか18両と割と中途半端な増備である。
7000系で金がかかりすぎた点のコストダウンが図られており、前面は普通の貫通型になった。それでも結構値段は高い模様、
この系列から南海に先立ちLCD案内表示器が導入された。
こちらの方が登場順が先ではあるが、南海8000系や6200系改造車に相当する日立2レベルIGBT。電気停止ブレーキは初めから低音で登場した。
だがしかし、モーターは相変わらず5000系譲りの爆音仕様を継承している。