2023.10. 8現在
元「大阪市交通局」
抵抗制御車。ふたむかし前の大阪市交通局の主役。晩年は谷町線運用。
モーター音は静か。コイルバネ台車のためか車体はガタガタうるさい。晩年は車内も色あせていて、完全にボロ車であった。
電機子チョッパ車。全数リニューアルor廃車済み。元は20系として製造され、谷町線で急行運転をするつもりだったらしい。
電機子チョッパのままリニューアル車(ACCC)は1105F~1116Fが該当。2020年に全数引退。
合成周波数400Hz。このチョッパは55km/h程度以下しか動作せず、加速時は弱め界磁段では聞こえなくなる。減速時も多少速度が下がらないと聞こえない。
本系列より空気バネ台車になったのだが、車体は相変わらずガタガタうるさい。たてつけが悪いのか。
10系のリニューアルのうち、1117F~1126Fの最終10編成が該当。2022年に全数引退。
大阪市交通局の標準的な歯車比である6.19。現有車両では20系・新20系のみ例外(大きすぎる例外だが…)。
インバーター音は20系更新車のものをランダム変調させたような感じ。
日本で最初に完成した高速鉄道用のVVVF車両。営業運転は近鉄に先を越された。
2022年現在、全てリニューアルが済んでいて、30000A系(と、その後は400系)と世代交代で廃車進行中。
まさに草創期の音であり、メーカーごとに音が異なるものとなっている。2022年現在、同機の車両は廃車もしくは素子の寿命が来て更新工事をしているものがほとんどで、さすがにこんな音を出すのは近鉄ぐらいにしか残っていない。
リニューアル車は全て日立原設計のインバーターに統一されていて、新20系も同じインバーターで更新している。今後の新20系リニューアルを考慮すると、20年以上同じインバーターで更新するというのはある意味凄い。
なお車体のきしみは、特に発車時に10系より酷くなっている。リニューアルしても全然変わってない。
第三軌条の地下鉄全線で走る、Osaka Metroの顔。
従来の20系と異なり、インバーター装置のメーカーによる差異は基本的に無く、日立の中期GTOの典型。一時期「ザ・大阪市営地下鉄」といえる音であった。ただモーターの製造メーカーによる癖が多少あったり、1C4M接続のため隣のM車と音ズレを起こしたり、両数が多いだけに妙な音をたてる車両も多い。
リニューアル後は従来20系と同様のインバーター装置だが、車体のきしみがこちらのほうが少ない。このリニューアルではブレーキ装置も新型に交換している。
各線の老朽化した車両の置き換えのために製造されている系列。谷町線は30系を置き換え、御堂筋線は10系・10A系を置き換えた。
中央線も20系・新20系を30000A系で置き換えているが、2025年の万博後に400系に統一し、谷町線への転出が初めから決まっている。
谷町線の30000系(31601F~31613F)と御堂筋線の初期3編成(31601F~31603F)は三菱製インバーター。
御堂筋線の第4編成以降(31604F~31622F)と中央線の30000A系は共通の日立製インバーター。30000A系は台車がボルスタレスになっているが、音の違いはなさそう。
けいはんな線では一応95km/h対応しているが、登り坂で速度が稼げない。なお30000系のプラズマクラスターより30000A系のナノイーのほうが静か。
2025年大阪万博に向けて製造された中央線用車両。その奇抜なデザインに、宇宙船とかバトルドームとか変な呼び名が多数ある。
他線にこんなもの入れるかどうかと言われると、たぶん入れないと思う…
制御装置が異なるため、起動時の音の上がり方がいくらか違うのと、停止時に音が下がらなくなったという大きな違いがあるが、全体的な雰囲気は30000A系とよく似ている。
モーター形式はEFO-K60とあるが、あちらこちらでこの型番が使われているので30000A系と同じモーターなのかどうかは判断不能。
抵抗制御車。カメラとビデオはX'CIT by JoshinのCMにも登場した堺筋線開通時からあった系列だが、66系に全て置き換えられた。
阪急側の堺筋線直通用3300系と比べても格段に静かである。
堺筋線版の新20系に相当。製造期間が大きく2つに分かれていて、後期車の全数運用開始で60系が引退した。
阪急線は通常、千里線は全て、京都本線は高槻市までの乗り入れだが、臨時で嵐山までの乗り入れ実績がある。
原型の初期車(66601F~66612F)は仕様がほぼ統一されていて、日立設計のGTO、実際には東芝・三菱・日立の3社で製造している。ただし新20系とは変調パターンはかなり違っている。
後期車(66613F~66617F)はIGBTになり、各社バラバラの音になった。この時点では東芝と三菱しかなかったのだが、リニューアル車についても元々のGTOのメーカーと同じメーカーのインバーターを採用(後期車と仕様が同じ)した上に後期車と同じバラバラの音になった。日立は後期車に存在しなかったので新しい音となっている。
日本初のリニアモーター地下鉄車両。収容力は小さいので割と混んでいる。
京橋~鶴見緑地開業時は異なる音だったのだが、記録がほとんど残っていないようで探すのは困難を極める。
心斎橋開通後に音が過渡期(相鉄8000系などと同じ)のものになった。トンネルがシールド工法の区間が大半で、純粋なモーター音が聞こえにくいが、クリスタ長堀(地下街)の直下だけ開削工法で空間に余裕があるため、勾配に頼らず最高速まで加速するモーター音がはっきりと音が聴き取れる。
リニューアル後は80系と同じ音になった。ただしドアチャイム未取付、ブレーキ未改良という違いは残っている。リニューアルの過程で、冷房の効きを改善するために送風機が荷棚のあったところに鎮座するようになった(千鳥配置)。JR西日本の効かない室内クーラーのようである。
今里筋線向けに製造された小断面リニアモーターカー。
開業当初は昼間7.5分に1本運転していたが、利用率が悪すぎて10分に1本に減便された。余った1編成が休車になったが、比較的混雑の激しい長堀鶴見緑地線の増発用に転属した。
リニアモーターカーはIGBTになると割と素っ気なくなるが、同期部分はGTO時代と変わらない。減速時は非同期領域がかなり長い。
量産先行車の8101Fのみ電気式ドアエンジンを採用している。これもリニアモーターなのか、割とうるさい。
ニュートラム開業当初から在籍していた系列が100系で、普通鋼で作ったため塩害で早期廃車された。増発分と、100系の廃車補充で製造されたのがステンレス製の100A系。200系に世代交代して全廃。
大体直流モーターの新交通システムという感じの音。
2016年から営業を開始した新系列で、基本は編成ごとに7色のレインボーカラーを採用しているが、途中から法則崩壊しイラスト、動物柄などなんでもありでバラエティが非常に多い。
前面が顔に見えるように設計されている。
東洋電機の普通の2レベルIGBTインバーター。
なおこの路線は府咲洲庁舎を抱え通勤客も多く、沿線でイベントがあると乗客が爆裂に増えるため事前予告の上で増発する。いつどこでイベントがあるか把握しておかないと地獄絵図になる。基本は平日朝ラッシュ後か、日曜朝を推奨。