2022. 5. 8現在
神戸市交通局は関西にありながら帝都高速度高速営団→東京メトロを意識しすぎて、一部の駅の雰囲気や車両設備が似ていたりします
だからといって「神戸高速度交通営団」とは呼んではいけません
地下鉄(現在の西神・山手線の一部)開業時から製造されている系列。しかし6000形新造で更新種別問わず廃車が進んでおり、2022年度には全廃される。
普通のチョッパ。
形式は1000-1形に変更されているが、書類上だけで実車の番号はそのまま。
3000形と同じGTO-VVVFに更新された。異音の癖についても3000形と同様。
形式は1000-2形に変更、新規採用の日立IGBT-VVVFに更新された。
モーターの形式が3000形から変わらないため、やはり異音が出る。しかもどういうわけか高確率で当たる。
1988年の北神急行開業時に増備された系列。やはり6000形登場で更新の対象になっており、2021年度に全廃された。
形式は私の記憶が正しければ異なるが、聞こえる音は1000形のチョッパと同じ。
形式は2000-2形に変更、1000-2形と同じ日立IGBT-VVVFに更新された。
最終の更新は2014年度だが、これも2021年度までに全廃された。わずか7~8年しか稼働しなかった機器の行方は一体…嗚呼税金の無駄遣い。
1993年~94年にかけて西神南駅開業用・増発用に増備された系列。6000形登場までは一応最新系列だったが、容赦なく更新の対象になっており、しかも未更新であるが故に早期廃車の対象にされており、2021年度に全廃された。
新しい方が先に廃車されるというのはどういうことか…
関西では珍しい非同期が伸びる日立GTO-VVVF。しかしありがちな日立の音というわけでもなく、他よりも甲高い音を出すのが特徴。
1000-1形と異なり、停車時のATOの制御がかなりガクガクしている。
バリアフリー対策などで従来車を一掃するために2018年度から製造が始まった。地下鉄の車両更新が終わり、市バスの更新を数年間放置して捻出した銭(+高い市民税)を一気に投入して4年間で28編成全てを置き換える模様。嗚呼税金の無駄遣い。
日立ハイブリッドSiC適用VVVF。とりあえず近年の日立の音といえば大体こんな感じの音である。
ドアチャイムが完全に東京メトロ化してしまっている。ただ、3回鳴るところがドア開閉時にずっと鳴るようになり、通常は4~5回鳴るようになっているところがオリジナルと違う。どうやらそこで神戸市は差別化を図っているらしい。
北神急行開業時に用意された系列。当初5両編成だったが6両に増強されている。
なお、5編成用意されたが通常は最大でも一度に3編成しか運用に入らない。予備率が高い。
2020年6月1日に全編成が神戸市交通局に移籍。そして7000系も2023年をめどに6000形に更新されることになり、廃車までのカウントダウン(別名・死の宣告)開始。運用は変化なし。
初期の三菱GTO-VVVF。もはや「懐かしい」の領域である。現在は全て下記のインバーターに交換されたため現存しない。
形式は7000-A系。こちらは神戸市交通局と違い、長期にわたり使うつもりで徹底した更新がされている。にもかかわらず、もったいないことに6000形に更新され廃車されることになった。更新時に案内表示器を付けなかったのがまずかったか(後付けすればいいのに…)。三菱のフルSiC適用(MOSFET)インバーターに更新されており、JR西日本の323系などとほぼ同じ音になっている。
モーターも全閉式に交換されて、さらにWN駆動装置も交換されたのか騒音がかなり軽減されていることはなく相変わらず爆音をたてている。
海岸線開業時に用意された系列。神戸まつりの時に地上でお披露目をしたことがあるが、現在は地上に出られない。
既に開業していたリニアモーター採用地下鉄の大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線や東京都営地下鉄大江戸線が日立インバーターだったため、三菱IGBT-VVVFのリニアモーターカーというのが珍しいといえば珍しい。
関西で唯一の営団式ドアチャイムが鳴るが、鳴らし方が異なり、1回しか鳴らさない上に途中で切れることもしばしばある。
…しかし、地上区間が無く、地上との換気が十分でないため熱が非常にこもりやすく、都営大江戸線と同様に年々地下の温度が上昇してきており、現在では地上が氷点下寸前の日ですら問答無用で送風や冷房がかかっている始末(100%ではないが)。しかもフラットが年々増えている。
その上乗客が少なく、毎年大量の赤字をたたき出している。市長自ら失政と言ったほど。嗚呼税金の無駄遣い。