叡山電鉄

2018.1.28現在

オー エイザンメイザン レイスパラン ジェムネイバン ハアッ!


700系

 単行型の両運転台車両。通常期の運用においては八瀬比叡山口まで運転されるのはこの形式のみ。
 デオ710形・デオ720形・デオ730形の3形式があり、同じ700系を名乗っているが、外観は同じでも中身は別物で、それぞれ全く音が異なる。

デオ710形
711 岩倉→木野

 モーターは元・阪神3521形?のTDK-818-A(60kW)、ギア比5.69
 鋳鉄製制輪子の音の方が大きくてよく聞こえないが、ギア比の割に鈍そうで、直流モーター全盛期の阪神くさい名残がある音。
 割と古いモーターだったせいか、2017年に京阪5000系の廃車品に再度交換されている模様。

デオ720形
722 岩倉→木野

 モーターは元・京阪1900系(東洋車)のTDK-809-A(90kW)、ギア比6.00
 なんとなく京阪らしい音がするのが特徴。

デオ730形
731 岩倉→木野

 モーターは元・京阪1800系(三菱車)のMB-3005-D(92kW)、ギア比4.71
 他は中空軸平行カルダン駆動だがデオ730形のみWN駆動なのが特徴。ただしこすれるような音しか聞こえず、音はもはやわけがわからない。本家京阪1900系の同型三菱車も音ははっきりしていない。


800系

 2両1編成として製造された車両。
 こちらもデオ800形とデオ810形の2形式が存在する。運用は鞍馬系統のみ。

デオ800形
802 八幡前→宝ヶ池

 2両ユニット構成。
 モーターは新製品のTDK-8750-A(53kW)、ギア比4.21
 ギア比が低い割には重い音ではない。

デオ810形
815 岩倉→木野

 単行でも走れる性能を持った片運転台の車両同士をつなげたような2両編成。
 モーターは元・京阪500系のTDK-8560-A(60kW)、ギア比6.0
 ギア比が全く異なるため音も全く異なり、動き出した時の音がはっきりしている。


900系(「きらら」)

 叡電名物の観光車両。とにかく窓が広く、眺望に優れている。1998年のローレル賞受賞車両。
 ダイヤは叡電のWebサイトで公開されているが、それ以外にも限定運用があり、朝ラッシュ時の運用(市原折り返し)にも入る。通常運用は鞍馬系統のみで、臨時で八瀬比叡山口までの運用も存在する。

デオ900形
903 木野→岩倉

 モーターは新製品のTDK-8565-B(53kW)、ギア比4.94
 他の形式よりモーター音がはっきり聞こえる…ような気がする。ドアエンジンは随分と静かになった。
 稼働率が高いためか、よくフラットができている。


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