JR西日本225系

2022.7.18現在

 225系はJR西日本が所有する近郊形車両。全M車だが0.5M設計、片方の台車にだけモーターが設置されている。


0番台IGBT

 東海道・山陽本線系の新快速・快速に使用されるために製造されたが、4両編成の半分と6両編成の全てがすぐに福知山線用に持って行かれた。
 種別幕が方向幕。

東洋および三菱
クモハ225-6 野洲→篠原
モハ224-36 安土→能登川
モハ225-304 石山→南草津(新快速)
クモハ225-10 尼崎→西宮(外側線快速)
東芝
モハ225-302 石山→南草津(新快速)

 321系とほぼ同じ音であるが、日立はこの0番台の車両制御装置では採用されていない。
 比率は三菱が一番多い。


100番台IGBT

 東海道・山陽本線系の221系置き換え用に製造されたグループ。
 101~104までの編成は5100番台と同期で、105編成以降の製造分は新仕様が取り入れられている。。

三菱
モハ224-101 尼崎→西宮(外側線快速)
クモハ225-101 野洲→近江八幡(新快速)
東芝
クモハ225-102 能登川→近江八幡(新快速)
日立
クモハ225-112 尼崎→西宮(外側線快速)

 初期4編成は、三菱と東芝が車両制御装置を担当している。この三菱は100番台としては4両1編成しかない激レア車で、日立OEMのような音なのだが5100番台の三菱車としか共通しない。加速時の非同期→同期の爆音がはっきりしていることと、停車寸前の電気停止ブレーとの音が無いのがその後に登場する日立純正との違い。
 東芝については初期もその後も0番台と変化なし。
 日立は105編成以降の製造分から担当していて、三菱と似ているのだが、非同期→同期が比較的静かなことと、停車寸前に電気停止ブレーキの音が聞こえるようになった違いがある。この電気停止ブレーキの音は321系とは異なり、ヒューンと落ちる音の方。


5000番台IGBT

 阪和線の輸送改善用。113系など旧車や、奈良から持ってきていた221系を追い出し223系以降に統一するためのグループ。ただし103系の追い出しは後の5100番台で行った。

東洋および三菱
モハ224-5017 東岸和田→和泉府中(関空快速)
東芝
モハ224-5009 東岸和田→和泉府中(関空快速)

 0番台と同期なので、音も0番台と同じ。


5100番台IGBT

 阪和線の全ての運用を223系以降の車両に統一する目的のグループで、103系が追い出され廃車された。同時に3ドアに統一完了したためホームドアの運用が可能になった。

未着手

 100番台初期4編成と同様の区分だが、三菱と東芝に加えて東洋純正も存在している。


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