伊勢鉄道

2018.6.16現在


イセIII形

 伊勢鉄道は河原田から津までを結ぶ第三セクターだが、元々は国鉄伊勢線だったもの。名古屋方面から伊勢・鳥羽方面に向かう短絡線のような存在で、快速「みえ」や特急「南紀」も通過するが、基本的にはローカル然とした路線。
ところが路線規格だけはやたら良いのが特徴。最高110km/hなのが嘘と感じるぐらい(事実、快速「みえ」も110km/h止まりで、線形の悪そうな関西本線で部分的に120km/h出す)。

 現在の車両はすべてこの形式。車体にISE RAILWAYとSerpentineフォントでどでかく描かれているのが特徴。Iだけ赤い。

イセ102 鈴鹿→河原田

 それまでの形式がレールバスで最高80km/hだったため、この形式の最高100km/hでも十分速いのだが、伊勢線の優れた線形にしては物足りない。
 JR東海と同じくカミンズ製エンジンを使っているためか、所々キハ11に音がよく似ている。ドアチャイムは後にJR四国で同類のものが採用された模様(鳴る回数は倍だが…)。


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